毛馬桜之宮公園というのは、大正12年に作られた桜之宮公園に毛馬公園、南天満公園、蕪村公園を合わせた都市計画公園です。
この公園は、災害時における広域避難場所あるいは一時避難場所としても位置づけられており、主な公園施設として桜之宮野球場、南天満庭球場のほか旧桜之宮公会堂や宣布観などがあります。
4月になると、公園に植樹されたソメイヨシノ、サトザクラ、ヤマザクラなど4800本の桜によってブロムナード(散歩道)の景観ができあがります。
毛馬桜之宮公園の桜は3月終わりから4月中頃にかけてが見頃だそうです。
※写真は、「2022年3月19日」の取材時のものです。
毛馬桜之宮公園の場所は次の通りです。
スポット名 | 毛馬桜之宮(もうばおうのきゅう)公園 |
場所 | 桜之宮公園 大阪市北区天満1丁目~大阪市都島区毛馬町1丁目まで 毛馬公園 大阪市北区長柄東1丁目・2丁目 南天満公園 大阪市北区天神橋1丁目~大阪市北区天満2丁目・3丁目・4丁目 蕪村公園 大阪市都島区毛馬町1丁目 |
アクセス | 地下鉄谷町線 天満橋駅 京阪電車 天満橋駅 JR東西線 大阪城北詰駅 JR環状線 桜ノ宮駅 |
期間 | 2022年3月下旬~4月中旬 |
時間 | 常時 |
施設 | トイレ5カ所 |
駐車場 | なし |
料金 | 無料(ただし、野球場や庭球場は利用料金がかかる) |
問い合わせ先 | 扇町公園事務所 06-6312-8121(北区) 鶴見緑地公園事務所 06-6912-0650(都島区) |
桜の状況を知りたくて、私も公園を歩いてきました。
JR環状線桜ノ宮駅をおりるとすぐ目の前が大川です。
大川の川沿いにずっと公園が続きます。
川岸から大川に向かって、桜の枝が伸びています。その枝には開花を待つつぼみが膨らんでいました。
もう少し暖かくなったら、一斉に咲き出しそうです。
ほら、待ちきれずに咲いている花もありました。三分咲きといったところでしょうか。
桜並木の遊歩道はずっと続いています。
この遊歩道は天満橋まで続いています。
どうですか? 桜以外の木の緑と桜霞が対照的ですね。
桜ノ宮駅から歩いて天満橋に近くなると、右側に造幣局(青い丸の形が目印です)が見えてきます。
造幣局も桜の通り抜けで有名ですが、造幣局の前も毛馬桜之宮公園の一部でずっと桜並木が続いているのです。
約4kmの並木道です。桜霞の向こう側に大阪城が見えてきました。
もう少しで天満橋です。
私はJR環状線桜ノ宮駅から歩き始めましたが、天満橋から歩いてもいいでしょうね。
歩いた時間は、あちらこちらで写真を撮りながらおよそ2時間くらいです。
ゆっくりゆっくり桜のつぼみを眺めながら歩きました。
ちなみに昨年、天満橋から中之島方面に向かって撮った写真がこれです。
どうでしょうか?
ソメイヨシノより遅咲きのヤマザクラなどが次々と開花していくため、公園全体として長い期間桜が楽しめるのだそうです。
また、毛馬桜之宮公園は4つの公園で構成されていますので、全部を歩き通さなくても、毛馬公園、南天満公園、蕪村公園とそれぞれで散策してもいいと思います。
今年は毛馬桜之宮公園の桜散策を楽しんでみませんか。

小・中・高・専門学校の教員経験をもつ変なおばさん。得意分野は理科(物理と化学)・科学史・理科の実験。趣味は食べ歩きとドライブと調べることと新しいことに挑戦すること。大阪と福島県新地町と大分県中津市が大好き人間。
この記事へのコメントはありません。