大阪造幣局の桜の通り抜けは、全国的にも有名ですね。
悲しいことに、この2年間コロナ禍のために、通り抜けが中止されていました。
でも今年は、いろいろ制約を設けて、4月13日から19日までの一週間開催されることに決まったようです。
(※造幣局内の「桜の通り抜け」へ参加する際は造幣局ホームページでの事前予約が必要です。造幣局の周辺の桜は、予約なしで楽しめます)
この時期が一番の見頃になりそうです。
桜が現在どんな状況なのか、造幣局の桜並木を覗いてきました。
スポット名 | 大阪造幣局 |
公式サイト | 造幣局 : 桜の通り抜け(大阪) |
場所 | 大阪市北区天満1-1-79 |
アクセス | 地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋」駅より徒歩10分 |
申し込み方法 | 事前予約制 ※造幣局ホームページで受け付け(3月14日より) |
期間 | 2022年4月13日~4月19日 |
時間 | 平日 10:00~20:00 土日 9:00~20:00 |
桜の本数 | 八重桜など137種約336本 |
駐車場 | なし |
料金 | 無料 |
造幣局の中には通り抜けの由来が書かれている石板がありました。
それによると、古来よりこの地域は桜が咲き乱れていたそうです。
造幣局の桜は明治時代に藤堂藩の蔵屋敷から非常に多くの品種の桜が移植されたものだそうです。
また、大変珍しい里桜も集められていたとのことです。
明治16年(1883年)に当時の造幣局長が、局員だけの観桜ではもったいないから大阪市民のみなさんと楽しもうと造幣局内を公開したのですが、あまりにも花見客で混雑するので、一方通行にしたのが「通り抜け」の始まりだとか。
英断ですね。
これが130年以上も続いたわけですよ。
さて、桜の様子はどうでしょうか。
造幣局の正門です。(ちなみに通り抜けはここから入るのではありません。)
手前にある桜のつぼみが大きくなっているのがわかるでしょうか。
こちらの桜も、開花時期をいまかいまかと待っているようです。
時期が待ちきれなくて、もうすでに花開いているものもありました。
桜の花って、やっぱりきれいですね。
ところで・・・造幣局の中に入らないと桜は見ることができないのでしょうか?
実は、そんなことはないんです。
造幣局の外側の景色です。
造幣局の前を流れる大川の川縁も桜並木です。
これが桜宮から天満橋、そして中央公会堂までずっと続いています。
桜の通り抜け期間だけでなく、桜が咲いている間は、造幣局の側を通れば桜を見ることができます。
大阪の誇る桜スポットである造幣局の桜をぜひ堪能してください。

小・中・高・専門学校の教員経験をもつ変なおばさん。得意分野は理科(物理と化学)・科学史・理科の実験。趣味は食べ歩きとドライブと調べることと新しいことに挑戦すること。大阪と福島県新地町と大分県中津市が大好き人間。
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