–大阪府吹田市の今を発信！！–

吹田市では、鉄道やバスが不便な地域の移動手段の確保などを目的にコミュニティバス「すいすいバス」を循環運行しています。
利用料金は大人200円、小学生以下100円で誰でも利用することができます。
この「すいすいバス」に、今回新たに千里山地域（たけのこルート）の試験運行がスタートしました。
2022年2月17日から2年間のテスト試行です。
たけのこルートの区間は、阪急電車・千里山駅〜北大阪急行・緑地公園駅〜阪急電車・南千里駅の間です。
運行される千里山地区は最寄り駅まで遠く、しかも標高差が大きい急勾配の坂道が多い地域です。

引用元：吹田市土木部総務交通室

買い物や通勤・通学に役立ちそうですね。
こちらは、運行ルートのマップです。運行時間は、8時台～18時台（所要時間1周60分程度）、　一日に11本運行です。
運賃は、どの区間でもおとな(200円）、こども(100円)。
12枚綴りの回数券もバス内で販売しています。回数券の価格は、12枚綴り　おとな(2,000円)、こども・障がい者(1,000円)です。
その他、交通系ICカード、阪急グランドパスが利用可能です。

発着点の阪急南千里駅の場所はこちらです。

発着点の阪急千里山駅の場所はこちらです。

※営業時間や電話番号は取材時点の情報です。
早速、南千里から新路線に乗ってみました。
南千里駅前のロータリーに停留所があります。

すいすいバスの特徴のコンパクトな停留所の表示板です。一時間に一本ですが、同じ時間なので、覚えやすいですね。

ステップが低く乗りやすい、小さなバスです。昇降口は一か所です。

バスの中の様子。手すりがたくさんついています。
小型バスなので席はやや狭くなっていますが、一番後ろの席が広いので、大柄な方も安心です。

行先表示板。どこでも同じ料金です。

料金の支払いは降りる時です。一律価格なのでICカードを
始めにタッチなどの手間もありません。
時刻表やルートが載っているパンフレットを自由に取れるようになっています。

新御堂側道にある緑地公園駅東口で下車しました。

停留所です。
北大阪急行の緑地公園駅がスグ。
阪急電車の南千里と直接つながってるなんて、驚くほど便利です。

市民の声が反映されているのでしょう。
思わぬところにも停留所があります。
こちらは江坂町5丁目、保育所のあるマンションの前です。一番近い最寄り駅の緑地公園駅まで、上りの坂道を約10分歩かないと到着出来ない不便な場所でした

すいすいバス新路線「たけのこルート」は、通勤・通学や買い物などの生活に役立つ以外に、足を伸ばしにくかった地元の病院や公園、市民センター、図書館などへのアクセスの問題も解決してくれそうです。
市民の皆さんの行動範囲をグッと広げてくれそうなバスの新路線誕生を心から喜びたいと思います。
近くに停留所が出来た皆さんは、ぜひ利用されたらどうでしょうか。
⇒情報提供フォームはこちら

この記事を書いた人

カピパラママ

若い頃から吹田市内で三回も住み替えている吹田を愛する地元民。 吹田市の色々な顔をお伝えして、地域の皆様のお役にたてれば嬉しく思います。 吹田市には阪急電車、大阪メトロ、北大阪急行沿線、JR線と色々な交通機関が走っています。あなたが普段使わない路線の沿線にも魅力的なスポットがたくさんあるはず♪知らないエリアにも、行動範囲を広げて頂くヒントになればと願っています。

 

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