万博記念公園では、1年を通じて自然と親しめるようさまざまな花が植えられています。2月から3月上旬のこの時期は「梅」の開花シーズンです。
万博記念公園の中には、自然文化園の梅林に約120品種・約600本、日本庭園の梅林に約40品種・約80本と数多くの梅の木があります。
早春のこの時期、自然豊かな環境の中で、様々な梅の花が咲き誇るのを楽しむことができるので、毎年たくさんのファンが訪れにぎわいます。
今年も2/11(祝)〜3/13(日)に「梅まつり」を開催し、期間中は、梅林に咲く梅の鑑賞の他、名花「長浜の盆梅」の展示や、梅にまつわる楽しいイベントも実施されます。
少しずつ春の訪れが近づく中、私が訪れた時は、まだ四分咲きでしたが、美しく雅な梅をいち早く見ようと、たくさんの地域の皆さんが訪れていました。
場所はこちらです。
イベント名 | 梅まつり |
施設名 | 万博記念公園 自然文化園・日本庭園梅林 ほか |
開催期間・営業時間・休業日 | 2022年2月11日(金・祝)〜3月13日(日) ※水曜定休 2月23日(水・祝)は開園 2月24日(木)は振替休園 9:30〜17:00(入園は16:30まで) |
公式ホームページ | https://www.expo70-park.jp/ |
場所 | 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園 |
入場料 | 公園入園料(大人260円、小中学生80円)必要 |
電話 | 0120-1970-89 ※ガイダンス案内により「公園に関するお問い合わせ」の インフォメーションにつながります。 (9時30分~15時まで) |
アクセス | 大阪モノレール 万博記念公園駅から徒歩5分 |
※営業時間や電話番号は取材時点の情報です。
梅まつりの公園内の実施場所についての公式マップは、下記の通りです。
マップを参考にして、まず自然文化園の梅から取材取材をスタートしました。
入口のあたりから、いくつもの梅の木が自然そのものの姿で咲いています。
いかにも梅の里といった感じです。近付いて見ると白梅も紅梅も実に可愛らしく咲き誇っていました。
進んでいくと見渡す限りの梅の木。5500㎡の敷地に約120品種、600本の梅の木が植えられています。
見事な梅林ですね。
大きな梅の木、樹齢が長いもののようです。
よく見ると、ところどころに「うめびんご」というなぞなぞの札がかかっています。
「梅まつり」のイベントの一つ、「うめびんご」のカードは、入口などに置かれていました。
こちらがそのカードです。回答の応募者には抽選でプレゼントが当たるそうです。お時間がありましたら、挑戦してみて下さい。
次は、日本庭園内の梅を見る為、自然公園内の遊歩道を更に進みます。
途中には、美しい竹林や、自然観察学習館、ススキやキキョウを育てる万葉の里など色々なエリアがあります。
自然があふれたウォーキングにピッタリの場所です。
自然文化園を抜けて民俗学博物館を目印に、東側の一本道を直進すると日本庭園に着きます。
風格がある日本庭園の入口。
中に入ると、分かりやすい標識が随所にあるので、進んでいくと日本庭園の梅林に着きます。
梅林の入り口。
約40品種、80本の梅の木があり、ちらほらと咲き始めていました。
可愛らしい薄桃色の梅。
紅梅も色々あります。気温が低いせいか、梅の香りはとても、ほのかなものでした。
日本画のように美しい白梅。枝ぶりも瀟洒です。
「梅一輪の暖かさ」という俳句にピッタリの可憐な花が小ぶりな枝に咲いていました。
園内では、梅まつりに合わせて「長浜盆梅展」が開かれています。場所は千里庵の枯山水と呼ばれる建物です。
自由に入場できます。
その名の通り、枯山水の日本庭園があります。
土日祝には、予約すれば和菓子とお抹茶が頂けるとのことです。
中に入ると床の間風の飾りつけで、見事な梅の盆栽がありました。
私が訪れた日には、床の間以外には、まだこれから開くという段階の盆梅が数点展示されていましたが、いずれ劣らぬ枝ぶりに仕立てられていました。
少しだけ白梅が咲いていました。
鉢の横に置かれた梅の銘を表示した札も凝っています。
係員の方にお聞きすると、樹齢70年といった銘木が展示されているようです。
本拠地の長浜には、たくさんの盆梅が飾られているということなので、行ってみたくなりますね。
日本庭園の中には、きれいなせせらぎが流れています。岩や苔も風情があります。
公園へのゲート入口にある「梅まつり」の看板。
梅まつりのイベントの中には、土日祝のみですが、梅スイーツや梅酒を楽しめる催しもあります。
自然文化園と日本庭園を合わせると約680本もの梅が咲き競うスケールの大きな梅林です。
華やかに、時には可憐に咲いている紅梅や白梅を見ていると、日本の早春に似合うお花だと改めて感じさせられました。
万博記念公園の「梅まつり」で、梅の花を愛でながら、自然にあふれた早春のひとときをお過ごしになってはいかがでしょうか。
若い頃から吹田市内で三回も住み替えている吹田を愛する地元民。 吹田市の色々な顔をお伝えして、地域の皆様のお役にたてれば嬉しく思います。 吹田市には阪急電車、大阪メトロ、北大阪急行沿線、JR線と色々な交通機関が走っています。あなたが普段使わない路線の沿線にも魅力的なスポットがたくさんあるはず♪知らないエリアにも、行動範囲を広げて頂くヒントになればと願っています。
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