大阪市主催の体験型イベント「リアル宝探し(赤絵から逃げ出した虎を探せ)」が行われて
参加費無料で、参加賞として先着5,000名にはオリジナル缶バッジがもらえます。
場所は、次の三カ所です。
・てんしば
・大阪くらしの今昔館
・大阪城公園
イベント名 | リアル宝探し 大阪赤絵プロジェクト |
公式サイト | リアル宝探し|大阪赤絵プロジェクト (osakaakae.jp) |
場所 | てんしば、大阪くらしの今昔館、大阪城公園 |
開催期間 | 2021年11月6日~2022年2月28日 |
問い合わせ先 | 06-6941-1144 |
宝探しをするのですが、見つけるためのキーワードや発見報告は報告用サイトを使って行うため、スマートフォンが必要になります。
このイベントには、ストーリーがあります。
大阪城には、災いや疫病退散に御利益がある「赤絵」と呼ばれる版画があり、そこに描かれていた虎が逃げ出したのです。
この虎をおとなしくさせるためには、大昔に1枚だけ作られた「贅尽くす宴席の図」が描かれた伝説の赤絵を見つけないといけません。
しかし、そのありかは昔の人によって暗号化され、隠されています。
そこで、参加者はパンフレットや公式サイトにあるヒントをもとに謎を解きながら宝のありかの謎を解いていくのです。
今回、私も実際にイベントに参加してみました。
この宝探しのテーマとなっている大阪城の赤絵は、コロナ禍がはじまった2020年に大阪城で無料配布されたものです。
赤という色は、太陽、炎、血などから連想されるように活動、エネルギー、生命につながり、そこから疫病退散や魔除けとして使われてきた色です。特に江戸時代には、疱瘡除けとして赤い達磨や赤いちゃんちゃんこや赤の玩具などを子どもの周りに置いたそうです。
大阪城の赤絵も、コロナ禍退散、疫病退散を願って配られたものです。
大阪では、過去にも別の虎が逃げ出したことがあります。
そのため、昔の人は「虎を飼い慣らすための宝」を残しました。
その宝は天王寺動物園がある天王寺公園エントランスのてんしばに眠っているようです。
その他にも、疫病退散の願いが込められた張り子の虎が置いてある大阪くらしの今昔館にも「みんなを守る虎の宝」が隠されています。
宝探しは、てんしば、大阪くらしの今昔館、大阪城公園、この三カ所で行います。
てんしばは天王寺駅前にあり、レストランやカフェ、フットサルコートなどいろいろなテナントやイベントスペースが並んでいます。
ヒントを見ながら宝探しをします。頭の柔らかさとひらめきが必要です。
次は大阪くらしの今昔館に行きました。
今昔館の最寄り駅は大阪メトロ谷町線「天神橋6丁目」3番出口に行くと、そのまま今昔館につながります。
今昔館に入るには入館料が発生しますが、窓口の人にイベントで来たことを伝えると、入館しなくてもとても丁寧に対応してくれます。
ヒントが載っているパンフレットは今昔館でもらいました。てんしばでも、パンフレットがおいてある場所があります。
パンフレットに書き込みが出来ますが、宝発見のキーワードの報告はスマートフォンからするので、パンフレットとスマートフォンの両方が必要になります。
最後は、大阪城公園です。
ここは、虎が暴れている本拠地ですから、解かなければいけない謎がいっぱいあります。大阪城の堀の内と外を歩き回らないといけないです。
だからできるだけ歩きやすい靴を履いていくことをお薦めします。
てんしば、大阪くらしの今昔館、大阪城公園の三カ所で、それぞれの宝のありかの謎を解き、キーワードを見つけて報告が終わったら、報告完了の報告をします。
そこで、参加賞として「オリジナル缶バッジ」がもらえます。
最後に、大阪城では今まで知らなかったことを知るきっかけにもなりました。ネタバレになるので、ここでは書けないのですが、「え!? すごい!」とか、「うわ~っ! 知らなかった~!」とか、「大阪城にこんなところがあるなんて・・」と、おもわず口に出ること間違いなし!です。
コロナ禍でも、こういう周遊型の謎解きは密にならないので感染リスクが低く、安心して遊べます。
このイベントは2月28日(月曜日)まで。
寒さを吹っ飛ばして、外に出るチャンスです。ご家族で参加してみませんか?

小・中・高・専門学校の教員経験をもつ変なおばさん。得意分野は理科(物理と化学)・科学史・理科の実験。趣味は食べ歩きとドライブと調べることと新しいことに挑戦すること。大阪と福島県新地町と大分県中津市が大好き人間。
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